リーダーの心得〜報奨としての金と名誉の与え方〜 〜2007.3.20〜

 報奨とは、組織として歓迎すべき行為に対し奨励の目的で与えるもの。
 歓迎すべき行為のあった社員を報奨の意味で金品もしくは名誉を与えることは、本人のみならず、他の社員を含め一層の精進と意欲を増す為に有効なリーダーの行為である。
 しかしこの場合、真に有効たらしめる金と名誉(表彰、昇格)のウエイトは、何を基準にすればより有効かつ目的に沿った方法を取ることが出来るだろうか。やり方を間違えば、逆に不満を生み、やる気を削ぐ結果になる事も多く、判断のものさしは中々難しい。

Marketing Eye

 目的展開手法から1つのものさしを創ってみよう。
1.目的の確認
 上述の通り、本人のみならず、他の社員を含めた全社員のより一層の精進と意欲の増進。組織のvisionとの整合。
2.目的を満たす手段の条件確認
 イ)本人が達成感を持ち、満足感を得ること
 ロ)他の社員が新しい事、高い目標に挑戦する意欲を高められること
つまり、金と名誉の両方が必要である!!
“金”だけでは他の社員の目標とならず、意欲を高めることはできない。また“名誉”だけでは不満を残す。
3.では本日の課題であるバランスは?
 与える人がいるという事は、与えられる人がいるということ。与えられる人の環境は多種多様。

 例えば、40歳の男性を対象としよう。彼の環境は中3の長男一人、4年後には長男は大学へ、さらに8年後には社会人となり、順調にいけば10〜15年後には結婚式。与えられる本人は4年後44歳、10年後には50歳。40歳の彼にとって今必要なのは、金より名誉としてのより一層の成長のチャンス。4年後であれば大学資金需要があるから金にウエイトを。10年後であれば役職を!
 こう書くとMBAの先生方は異論反論されるだろうが、目的には一番適合しているはず。

企業の財は「人」。
人は、意識の持ち方一つで健康にも病いにもなる。財は、活かし方を知っているリーダーの下で(だから)光輝く!!

リーダーの判断基準のご参考になっただろうか?

http://www.dotty-jcl.com  Copyright(c)CONCEPT LABO JAPAN inc.